专利摘要:

公开号:WO1991013730A1
申请号:PCT/JP1991/000313
申请日:1991-03-07
公开日:1991-09-19
发明作者:Seinosuke Horiki;Reiji Makino
申请人:Nagoya Oilchemical Co., Ltd.;
IPC主号:B25J15-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 吸 盤
[0003] 産業上の利用分野
[0004] 本発明は例えばマスキング材の取付け取りはずしに用 いられる吸盤に関するものである。
[0005] 従来の技術
[0006] 本発明者等は先に吸盤によつてマスキング材を吸着す ることにより、 該マスキング材をマスキング個所に取付 けたり取りはずしたりする方法を提案した (特願平 1 一 2 9 1 9 6 1号) 。
[0007] この方法は該吸盤に導気管を接続してマスキング材を 真空吸着し、 更に該導気管から空気を送通してマスキン グ材を吸盤から離脱させるものである。
[0008] しかしながら例えば第 7図に示すようにマスキング材 (1 )表面にポリ塩化ビニルゾルのような粘着性のある塗 膜(2)が付着している場合、 吸盤(3)により導気管(4)を 介して該マスキング材(1)を真空吸着し、 導気管(4)から 空気を送通して該吸盤(3)より該マスキング材(1)を離脱 させる時に、 マスキング材(1)の吸盤(3)による吸着面に 及ぼされる空気圧が一様でないと、 空気圧の高い側でマ スキング材(1)は吸盤(3)から離脱するが、 空気圧の低い 側ではマスキング材(1 )が塗膜(2)の粘着性によって吸盤 (3)から離脱せず、 以後導気管(4)からいく ら空気を送通 しても空気圧はマスキング材(1)の離脱側から漏洩して しまい、 マスキング材(1)が吸盤(3)から離脱困難となつ てしまう。
[0009] このような不具合はマスキング材の吸盤による自動取 付け取りはずしに大きな支障となる。
[0010] 発明の開示
[0011] 本発明は上記従来の課題を解決するための手段として、 弾性材料からなりラツバ形状をなす吸盤本体(31)の中央 部には導気管(4)が接続される導気口(32)を設け、 該吸 盤本体(31)の下面には該導気口(32)を被覆する被覆層(3 3)を設け、 該吸盤本体(31)下面と該被覆層(33)との間に は放射状に導気通路(34)を設けた吸盤(3)を提供するも のである。
[0012] 吸盤の導気口(32)に導気管(4)を接続して該導気管(4) および導気通路(34)を介して吸盤(3)内を真空にするこ とによって被吸着材(1)を吸盤(3)に吸着する。 その後導 気管(4)から空気を吸盤(3)内に送通すると該空気は放射 状の導気通路(34)によって吸盤(3)の周縁方向に均一に 分散され被吸着材(1)の吸盤(3)による吸着面に空気圧が 一様に及ぼされる。
[0013] したがって本発明においては吸盤(3)から被吸着材(1) を離脱させる時に該被吸着材(1)の吸盤(3)による吸着面 に空気圧が一様に及ぼされるから、 被吸着材(1)の吸着 面に粘着性のある塗膜(2)が存在していたとしても被吸 着材(1)は吸盤(3)から円滑に離脱するので、 例えば本発 明の吸盤は、 マスキング材の自動取付け取りはずしに極 めて有用である。
[0014] 図面の簡単な説明
[0015] 第 1図〜第 4図は本発明の一実施例を示すものであり、 第 1図は側断面図、 第 2図は下面図、 第 3図はマスキン グ材吸着状態側断面図、 第 4図はマスキング材離脱状態 側断面図、 第 5図は他のマスキング材取付状態側断面図、 第 6図は更に他のマスキング材取付状態側断面図、 第 7 図は従来のマスキング材離脱状態側断面図である。
[0016] 図中、 (3) · · · ·吸盤、 (31) · · · ·吸盤本体、
[0017] (32) · · · ·導気口、 (33) · · · ·被覆層、
[0018] (34) · · · ·導気通路、 (4) · · · ·導気管
[0019] 発明の詳細な説明
[0020] 本発明を第 1図〜第 4図に示す一実施例によって説明 すれば、 吸盤(3)はラッパ形状の吸盤本体(31)と、 該吸 盤本体(31)の中央部に設けられる導気口(32)と、 該吸盤 本体(31)の下面に該導気口(32)を被覆して取付けられる 被覆層(33)と、 該吸盤本体(31)下面と被覆層(33)との間 に設けられる放射状の導気通路(34)とからなる。
[0021] 該吸盤本体(31)はゴム、 プラスチック等の弾性材料か らなる。 上記吸盤(3)は第 3図に示すように導気口(32)を介し て導気管(4)の先端に接続される。 そして部材(5)のマス キング個所(51)に、 ポリスチレン、 ポリエチレン、 ポリ プロピレン、 ポリウレタン等のプラスチックの発泡体か らなる本体(11)と粘着層(12)とからなるマスキング材(1) を該粘着層( 12 )を介して取付け、 例えばポリ塩化ビニル ゾル、 タールウレタン等の表面被覆材を塗装して塗膜(2) を該部材(5)の表面に形成する。 該部材(5)のマスキング 個所(51)はマスキング材(1)により保護されているので 該塗膜(2)は形成されず、 マスキング材(1)の背面に塗膜
[0022] (2)が付着する。
[0023] 導気管(4)を真空ポンプ等の真空手段に接続して吸盤
[0024] (3)内を真空にして、 該部材(5)を塗装した後に該マスキ ング材(1)の背面に該吸盤(3)を当接し、 該吸盤(3)に該 マスキング材(1)を吸着し、 該マスキング材(1)を該部材 (5)のマスキング個所(51)から取りはずす。 該マスキン グ材(1)を該吸盤(3)によって所定個所に運んだ後、 該導 気管(4)に送風ポンプ等の送風手段を接続して吸盤(3)内 に空気を送通するが、 この際、 該空気は第 4図矢印に示 すように放射状の導気通路(34)によって吸盤(3)の周縁 方向に均一に分散され、 該マスキング材(1)の吸盤(3)に よる吸着面には空気圧、がー様に及ぼされる。 したがって マスキング材(1)の背面に粘着性を有する塗膜(2)が付着 し、 該塗膜(2)が吸盤(3)に粘着していても、 マスキング 材(1)は第 4図に示すように円滑に吸盤(3)から離脱する。
[0025] 本発明の吸盤(3)が適用されるマスキング材は本実施 例のマスキング材(1)以外、 例えば第 5図に示すように 部材(5)の孔部(51) Aをマスキングする栓状のマスキング 材(1)A、 第 6図に示すように部材(5)の凸部(51)Bをマス キングする嵌着孔(11) Bを有するマスキング材(1)Β等種 々な形状のものがあるし、 また本発明の吸盤はマスキン グ材以外、 種々な部材の吸着に用いられる。 なお、 本発 明の吸盤を移動させるには πボッ トを用いることが好ま しい。
权利要求:
Claims

請 求 の 範 囲
弾性材料からなりラツバ形状をなす吸盤本体の中央部 には導気管が接続される導気口を設け、 該吸盤本体の下 面には該導気口を被覆する被覆層を設け、 該吸盤本体下 面と該被覆層との間には放射状に導気通路を設けたこと を特徴とする吸盤
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同族专利:
公开号 | 公开日
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CA2058305A1|1991-09-17|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1991-09-19| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): CA US |
1991-09-19| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB GR IT LU NL SE |
1991-11-14| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 2058305 Country of ref document: CA |
1991-11-15| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1991905481 Country of ref document: EP |
1992-03-04| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1991905481 Country of ref document: EP |
1993-12-29| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1991905481 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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